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父の手はいつもグローブの様に大きかった・・・。
ふと(まぶた)を閉じれば想い出すあの頃。

昭和45年父と代表・小畑


父の手はいつもグローブの様に大きかった・・・。
小さな頃は悪い事をしたら、バケツを持って木場に立たされたものでした。
父はそんな僕をいつも勢いよく叱りとばしたものです。
泣き止まないと更に叱られて、「泣き」にさらに力がこもる・・・。
材木商が家業のため、家族全員が食卓にそろうのは日曜日だけ・・・。
この日ばかりは家族団らんのひととき・・・。
テレビのナイターで阪神が勝っていれば父も上機嫌・・・。
「お前も肩から毛が生えてくれれば、一人前やな・・・。」
「人の3倍は働かないとな・・・。」が口ぐせだった。
あれから25年、僕の左肩には材木商としての勲章の毛が3本・・・。
この仕事をして11年の年月が過ぎた。
これまで何本の材料を肩に載せたことだろう・・・?
その肩が汚れたシャツを脱ぐたびに、「木」の香りが
鼻腔をくすぐってくれる。「ああ、今日も一日いい日だったなあ・・・。」
これは昔かいだことのある親父のにおいか・・・?
父の背中が丸くなってゆき、グローブの様な手に染みが増えるたびにこう思う。
「親父よ、オレに任せとけ・・・。」
そして、木の重みと共に歴史の重みを肌で感じ、
僕は何を伝えてゆくべきなのか、自問自答の日々がつづく・・・。

●初代のひいひい祖父さんは「木挽き木材商」
小畑 嘉兵衛
●ひい祖父さんは、「木材・製材商」 小畑 嘉吉
●祖父さんは「総合木材商」 小畑 栄三郎
●親父は「総合住宅資材商」(木材と木質建材) 小畑 嘉蔵
●そして僕は・・・。  


僕は温かで素材感をリアルに感じられる現代の若者の心に響く、木材にこだわりたい。
思わず撫でたくなる様な節や耳(皮の部分)がついた板・・・。
この「木」の持つ素晴らしさを世界中の仲間とわかちあいたい・・・。
それは平成の時代の独自の価値観の銘木を伝えってゆきたい・・・。
京都から全国へ、京都から世界へ
京都から全国へ 京都から世界へ


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